欺瞞という名の真実

自分のセクシャルマイノリティについて悩み続けるブログ

整理整頓

 

 

朝方、病院から電話がありまして

6時頃に父がこの世を去りました。

 

書くか書かないか迷ったけど一つの区切りだし

なんだろうね、今の私を色んな意味で形作った元凶が

あっさり逝ってしまったんだと思うと

無しか残らないものなんだと感じている。

 

恨みも無いけど感謝もない、

ただあれだけ怖いと思ってた存在も

病気や身体の働きには勝てないんだと思ったら

思考が止まったというか何も言葉が見つからない。

 

 

父親の人柄を知ってる知人はみんな

大変だったねとか迷惑かけたねとか色々言ってたけど

 

十四年も音信不通の所在不明の人に

最期意識すら無かった状態で

何を思う事が正解だったんだろ。

 

 

役所や病院関係者の言う

「親族」って言葉が違和感でしかない。

 

寧ろ施設の人の言葉の方がしっくりきすぎて

最初から無縁の間柄だったんじゃないかって思う。

 

 

おばあちゃんが死んじゃった時は虚無感で

押し潰されてたのに今じゃ違う不安で押し潰されそう。

 

 

 

家族、とは。